1.教員免許とは?
いまさら説明の必要があるかどうかは分かりませんが、教員免許とは「中学・高校で教師をするために必要な免許証」の事です。大学で教授になるためには免許はいりません。代わりに学術的な実績と相当な政治力が必要です。
東大では小学校・幼稚園の教員免許取得のためのコースは設けられていません。これは理系・文系・教育学部を問いません。どこの学部に行っても無理です。あきらめてください。
では、なぜ教員免許を取るのでしょうか?正直言って東大の理系に来て教員になりたいと思う人はあまりいないと思います。研究職ないしは就職等を考えているひとが大多数だと思いますので教員免許はあまり魅力ではないでしょう。最も多い取得希望理由はおそらく将来の保険のため、だと思います。実際に私も高校の教員になるつもりなどさらさらありません(問題発言? ちなみに教育実習の申し込み書類には教員になる強い意思を持っていないのならやめとけ、というようなことが「お決まりの文句として」載っています)。ではなぜ取るのか、を改めて考えて見ましょう。
私の場合は、将来の保険と言う意味合いはあまり持っていません。いわゆる若者文化が嫌いなので、勉強以外の面倒を見ないといけない高校の教員は、本当に職にあぶれて飯が食えなくなったときの最後の最後の手段、程度にしか思っていません。私が教員免許を取る理由は他にあります。
私は、とりあえず大学院の修士までは本気で化学に向き合って進路を考えてみたい、と思っているのですが、それまでの生活でもやはり先立つものが必要です。そのためにはアルバイトをする必要がありますが、東大生のメリットを最大限生かせるのは時給のよい教員産業だと思います。それも大手予備校の講師をやるとそれなりに収入が良くなります。ここで、教員免許を持っていると採用率が若干上がるのと資格給がつくそうです。私が教員免許を取るのはそのためです。
他にも色々な動機で教員免許を取る人がいると思いますが、ただ漫然と受けるのではなく、一度は教員免許を取る理由を考えてみてください。なんだかんだといって教員免許を取るのは楽ではありません。正直言って結構厄介です。ですから、どんな理由でもいいので一度はその後に待っている苦労と秤にとって取るかどうかを考えてみてください。
就職にあぶれたとき、と考えているかもしれませんが、こういったら何ですが東大は理系ならば文系就職を除けば基本的に就職は困りません。どう考えても面接受けるような恰好じゃないだろう、と言うような人でも就職を決めている例を何人も見ています。 就職後に自分の怠慢の為にDropOutしてでもしか教師をやるような人は、どの道没落は目に見えていると思います。というよりも高校生のためにも是非教師になるのはやめてください。ということは私が教師になるときは私が没落したときと言うことでして・・・。まぁもう没落したような穢れな存在で、大して長生きはしないでしょうからこれ以上堕ちても大して変わりないんじゃないかなぁ、と思ってますが。
日ごろの私を知っている人やこのHPの理学部化学科学生控え室内の日記(更新してませんが…)を見ている方は、私が真面目な事を書いている事に驚かれるかもしれませんが、これが私の本性なんですよ〜〜〜多分。