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all-todai.com presentsオススメ講義紹介

方法論基礎 | 総合A | 総合B | 総合C | 総合D | 総合E | 総合F | 全学自由ゼミ


−方法論基礎−


−総合科目A−

総合科目A
科目名 美術論 教官名 三浦
曜・限 教室
講義内容面白度 ★★★☆☆ 教官面白度 ★★★☆☆ 単位取りやすい度 ★★★★☆
評価方法 期末レポート1回のみ
教官の著作を教科書として使用。授業で教官が話すことは、ほとんどその教科書に載っている。 すると、教科書さえ読めば授業は無意味ではないか、ということになるが、そうでもない。なにしろ、授業では、 毎回スライドで、西洋絵画の名作を沢山見ることが出来るのである。西洋美術が好きな人や、絵画展に 行ってもぼーっと絵を見ているだけだから、その絵の意味するところが知りたい、という人にお勧め。 期末のレポートは、講義内容を踏まえて上野の美術館の常設展を見て思うところを書く、というもの。 暗転するので眠くなるが、音楽を聴きながら絵画鑑賞をするのも、一興である。
総合科目A
科目名 科学哲学 教官名 野矢 茂樹
曜・限 月・5 教室 1106
講義内容面白度 ★★★★☆ 教官面白度 ★★★☆☆ 単位取りやすい度 ★★★★☆
評価方法 期末
教官が気さくでいい人である。穴埋め式のレジュメが配られ、その穴を埋める講義形式であり、「カラスはなぜ黒いといえるのか」など、我々の普段の思考回路中にある演繹的な論理に根本的な問を投げかけてくる。「科学」という名前は付いているが、いわゆる”自然科学”ではなく、”science”と捕らえたほうがよい。一方、教官いわく、「受講者の8割が優でないと講義は成功したとはいえない」そうなので、評価は甘めかも。

−総合科目B−
総合科目B
科目名 中級英語 教官名 Ryan(ライアン)
曜・限 教室
講義内容面白度 ★★★★☆ 教官面白度 ★★★☆☆ 単位取りやすい度 ★★☆☆☆
評価方法 小レポート数回+期末レポート
英語を学ぶというより、英語とパソコン操作を学ぶという授業。 教官の手作りの教材(テキストとCD-ROM)をつかって授業。 生徒はいくつかの班に分かれ、トピックを決めてそれについて英語で議論したり、自分の自己紹介のページを Web上に作ったり、関連記事をインターネットで集めてレポートをかいたりする。パソコン初心者には非常にためになる。 英語の小レポートが数回(E-mailで提出)、大きなレポートひとつ(期末試験の代わり)が成績の評価方法。 教官はやさしくおおらかな方で、出席には厳しくないが、毎回授業中に課題をこなすので、事実上出席は必要。
総合科目B
科目名 中級英語 教官名 坪井 英治郎
曜・限 木・4 教室 L103
講義内容面白度 ★★☆☆☆ 教官面白度 ★★★★☆ 単位取りやすい度 ★★☆☆☆
評価方法 出席+毎週の宿題+期末試験
毎週"60 minutes"というドキュメンタリー番組を聴き、MDに録音して次週までに配布された空欄ありのスクリプトを埋めるという宿題をこなす。また、英語特有の省略について詳しい教科書をリスニングする。"60 minutes"は内容も面白く、穴埋めもやりがいがあるが、教科書は少しマニアックかも。期末試験は教科書中心。教官は比較的親切で、毎週ちゃんと宿題を提出して、期末試験を受ければ成績は跳ね返ってくる。また、教官が機械の操作が不得手なのが微笑ましい。

−総合科目C−
総合科目C 科目名 現代教育論 教官名 丹野義彦
曜・限 教室
講義内容面白度 ★★★☆☆ 教官面白度 ★★☆☆☆ 単位取りやすい度 ★★★★★
評価方法 期末試験+レポート3回
現在の教育現場の現状を扱うとともに、これまで議論されてきた「学級崩壊」や「いじめ」に関する専門家の基本的な考え方が取り扱われる授業である。非行に走る青年の葛藤を取り扱うという意味では教育論というより犯罪心理学といった方が適切かもしれない。評価はマーク式+記述式の試験が50点分であり、残りの50点分はレポートである。レポートは自分の体験談をかくものであるため、レポートさえ出していれば間違いなく単位はくる。試験は少しむずかしめだが基本に忠実なため、しっかり勉強してさえすれば「優」も比較的容易にとれるだろう。
総合科目C 科目名 計量社会科学 教官名 松原 望
曜・限 月1・3 教室 1323
講義内容面白度 ★★★★☆ 教官面白度 ★★☆☆☆ 単位取りやすい度 ★★★★☆
評価方法 期末試験+レポート5〜6回
高校まで勉強してきた数学が、実社会でどのように役に立つのかを教えてくれる科目である。政策決定において利益を最大限にするための立式、線形計画法など、文科・理科系ともに役に立つ内容で、極めて興味深い。教科書は自習できるように配慮してあり、講義に出なくてもメーリングリストやHPでレポートを配布してくれるため、学生に優しい。また、レポートは手書きが事実上の禁止であるのでパソコンを使う練習になるのでよい。授業に出ないでレポートの問題が解けるような勉強をすれば試験は突破できるだろう。理科系の学生には敷居が高いように感じるかもしれないが、数式になじみ深い方が有利であるため、実は理系有利であったりする。評価は基本的に甘く、昨年は試験受験者のうち半分は優であった。教官は今年で定年退官であるため、最後の大放出を期待したいところ。

−総合科目D−
総合科目D 科目名 適応行動論 教官名 長谷川眞理子
曜・限 教室
講義内容面白度 ★★★★☆ 教官面白度 ★★★☆☆ 単位取りやすい度 ★★☆☆☆
評価方法 出席.(1回のみ)  期末試験
進化について講義する。進化とはどう定義され、ヒトはどのようにして現在のようになったのか−−。人間の、生物としての側面を認識できるようになり、ヒトを観察する新たな視点を得られる。テキストが微妙に厚く高く、しかも改訂中らしいのでテキスト購入には慎重を要する。長谷川寿一氏を「亭主」と呼ぶあたりが微笑ましい。授業は眞理子氏持参のノートパソコンでパワーポイントを使って進められるが、ページをめくる速度が速いため全て写しきれない。話し方が微妙にかわいい(若い頃はたぶん美人)。試験は授業に出ていないと解けない問題を出題してくるので単位・点数ともに少し厳しめ。出席は1回ランダムに取るので注意が必要。
総合科目D 科目名 応用倫理学 教官名 廣野 喜幸
曜・限 水・5 教室 1323
講義内容面白度 ★★★★☆ 教官面白度 ★★★★☆ 単位取りやすい度 ★★★★★
評価方法 出席(小レポート、毎回ではない)+期末試験
いわゆる名物講義なのだろうか。講義で「金田一少年の事件簿」を上映したり、成績評価方法を「学生の希望」で決定したり、「一回目の講義は全学生へのガイダンス、2回目の講義は履修者へのガイダンス」である、天気がよいから休講、など様々な逸話(ネタ)を生み出している教官であり、まじめに応用倫理を学ぼうとする人には正直、オススメできない。あくまで、一般教養である。また、教務課に目をつけられているためぴったり優は3割しか出さないと思われ、履修者が多いので実は優は取りづらい。単位は絶対に余裕である、というよりも教官は「不可をつけると寝起きが悪い」そうなので、「不可を取るほうが難しい」。
総合科目D
科目名 認知神経科学 教官名 酒井 邦嘉
曜・限 月2 教室 1313
講義内容面白度 ★★★★☆ 教官面白度 ★★★☆☆ 単位取りやすい度 ★★★☆☆
評価方法 期末試験
”こころ”とは何か?生物の脳はどのように情報を処理し、”考え”るのだろうか?こころに挑む科学、それが認知神経科学である。その概論であるが、講義はOHPを多用し、「へぇ〜」といえる様な内容が多く、時事的でもあり興味深い。試験はマークシート+記述式で、マークシートは結構細かい問題が、記述式では教科書のみでは太刀打ちできない内容の設問が出る。履修者が結構多いので、よい成績を取るには十分な過去問研究と出席が必要になる。

−総合科目E−
総合科目E
科目名 物質のキャラクタリゼーション 教官名 下井 守
曜・限 金・2 教室 1212
講義内容面白度 ★★★☆☆ 教官面白度 ★★☆☆☆ 単位取りやすい度 ★★☆☆☆
評価方法 毎週レポート+期末試験
化学では、物質を精製した後にその物質の構造を決定することに興味が向く。そのような結晶学を学ぶ。序論では、いわゆる”対象”や”点群”など、化学系志望者には欠かせない内容でもあるし、タンパク質を扱う生化学系志望にも欠かせない。毎週レポートがあり、添削もしてくれるので十分な熱意が受講には必要だが、その見返りは大きい。また、教官は教育にかなり熱意を持っているので学生の熱意に応えてくれることだろう。楽して単位…という人には、向かないかもしれない。
総合科目E
科目名 物質・生命一般 教官名 柴崎 正勝
曜・限 木・2 教室 741
講義内容面白度 ★★★★☆ 教官面白度 ★★☆☆☆ 単位取りやすい度 ★★★☆☆
評価方法 出席+レポート
薬学部の有機化学系教官によるオムニバス講義であり、薬学部志望者は是非履修しておきたい。製剤に対して多くの期待が寄せられる中、どのように有機化合物である薬を合成するかは大きなテーマである。とりわけ、サリドマイド事件の教訓から光学的に純粋な(一つのジアステレオマーからなる)薬の合成方法が重要である。また、コスト削減(アフリカではHIVの薬を買えずに死んでいく子どもが沢山いる!)や、廃棄物を削減するグリーンケミストリーも重要である。有機化学は、それらの問題に大してどのように立ち向かうのだろうか?内容は、好きな人には興味深い。レポートの評価は甘いと思われる。
総合科目E
科目名 基礎現代化学 教官名 遠藤・下井・菅原・永田
曜・限 月2・火1・木1・金2 教室
講義内容面白度 ★★★☆☆ 教官面白度 ★★☆☆☆ 単位取りやすい度 ★★★☆☆
評価方法 教官による
今年度から講義の形式が変わった(昨年度までは4人の教官による3回ずつの講義)。教官ごとに講義内容が異なるので一概には言えないが、駒場の理科系カリキュラムでは1学期に化学の授業が無いので、履修しておくとよいと思われる。筆者による個人的なオススメは、下井教官・永田教官である。全員受けてみて、一番よい教官を選ぶのもよいし、各教官の研究内容を調べて興味深い教官の授業を受けるのもよいだろう。

−総合科目F−
総合科目F
科目名 基礎統計 教官名 松原 望
曜・限 水6・木1 教室 1323
講義内容面白度 ★★☆☆☆ 教官面白度 ★★☆☆☆ 単位取りやすい度 ★★★★☆
評価方法 レポート5〜6回+期末試験
理科系は事実上の必修ではないであろうか。統計の知識は基礎実験や専門科目で実験データのとりまとめに使われるし、文科系でも社会学や心理学系など、実験を伴う専門に進む場合は有意性(その実験データが本当に意味があるのか、それともただの偶然なのかを決めること)の知識が必要となる。レポートは事実上手書きが禁止なのでパソコンの訓練にもなるし、レポート課題をメーリングリストで流してくれるので出席する必要はない。きちんと授業を受けたいのなら、比較的空いている水6がオススメ(木1は学期後半でも座れない)。評価は比較的甘めで、レポートをそれなりにやって全て提出すれば試験対策にもなるので高評価が期待できる。いわゆる”松原方式”(試験の素点をx点として、成績yをy=10√xで算出)する補正もあるし、期末試験では文科系の履修者は問題が選択(理科系は全問必答)であり、学生に優しい。教官は本年度で定年退官なので最後の大放出が望まれる。

−全学自由ゼミナール−
全学自由ゼミナール
科目名 法と社会と人権ゼミ 教官名 川人
曜・限 教室
講義内容面白度 ★★★★★ 教官面白度 ★★★★☆ 単位取りやすい度 ★★★★☆
評価方法 レポート(1回4000字)
現役弁護士の川人先生のゼミで、通称「川人ゼミ」。各界の著名人や、社会を揺るがした犯罪の被害者及び遺族の方を駒場に呼んで、講演をしていただく形式のゼミである。労働問題や犯罪から、人々の人権をいかにして擁護するかが主要なテーマである。弁護士事務所・国会・企業等へのフィールドワークも活発で、活動内容の発表会もある。評価方法はレポートのみで、自分の活動テーマをもとに人権について論じるのがその内容である。